ポピンズシッターを使ってみた「安いけど決まらない時は焦る」

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実際にポピンズシッター(旧スマートシッター)を3か月使ってみました。メリット・デメリットをお話します。

ポピンズシッターの使い勝手は…?!

出典:ポピンズシッター公式

ポピンズシッターは、スマホで自分でシッターさんを探して選ぶサービスです。なので人選、家までの道順の案内、やってほしいことや注意点、遅刻されたときやドタキャン時のバックアップなど、ぜ~んぶまるっと自分で対応せねばなりません。そこが結構大変でした。

ただいいシッターさんを捕まえて、リピートしてもらえるようになってからは、かなりスムーズでした。なので事前にテスト期間として1か月くらい余裕を持っていろんな人を試してみてから、子どもと相性がいい人を探してうまくシフトを組めるようにするといいと思います。

そのうえで、実際に使いながら感じたメリット・デメリットをまとめてみますね。

メリット1:福利厚生や自治体の助成対象!料金が安い

かなり幅広い助成の対象になっているので、ポピンズシッターは1時間の料金2,000円~となってますが、実際にはもっと安く使えます。私は勤めている会社の福利厚生サービス「WELBOX」を利用していたので、4割くらい割り引かれるイメージでした。内閣府の割引券などが使えるとさらにお安くに使えるので、お勤め先や自治体の助成をいろいろ調べてみるといいかも。「シッター=高い」というイメージがあったのですが、意外にもリーズナブルに使えます。何かと息が詰まりがちな育児。リフレッシュのために、子どもの成長のために使ってみる価値は大いにアリです♪

登録にかなり時間がかかった

はじめてつかう人は登録に時間の余裕をみておくことをおすすめします。ポピンズサイドの審査が下りないと、依頼の確定ができないのですが、この審査がけっこう長かった…。

私は見積もりをとったシッターさんに事情を話したら、シッターさんから会社に連絡をしてくれたらしくなんとかギリギリ使いたいタイミングで間に合いました。何かとメール連絡が多いので急ぎの時は【緊急】とかって目立つように書くようにしています。

メリット2:いい人が多い&相性いい人を選べる

シッターさんは、本当にいい人が多かったです。歌が好きな子どもには歌のバリエーションが多い人を、運動量が多い子なら体育会系なシッターさんを、といった具合で、子どもに合いそうな人をチョイスできるというのはすごくメリットが大きいように感じます!

一方で、もし「あぁ、この人はあまり合わなかったな」という場合には、自分でもう頼まないようにもできるので、そこはコンシェルジュがついて勝手に派遣されてくるようなタイプのシッターサービスよりはいいなと思いました。

メリット3:入会金ナシ!前々日までのキャンセル料も無料

スマホさえあれば、とりあえずすぐお願いできるのが助かります。入会金や年会費もないし、万が一都合が悪くなっても前々日までのキャンセルはチャージがかかりません。

ちょっと使ってみたいな‥と思った時に、すぐに使えるハードルの低さも魅力ですよね。

キャンセル料はいつからかかる?

前々日までのキャンセル料は無料ですが、前日17時まで、保育料の50%、前日の17時以降は、保育料の100%のキャンセル料が発生するので注意です。

デメリット1:指定した日時に人が見つからない!

出典:ポピンズシッター公式

業界最大手のポピンズ…とはいえ、本当に人が見つからないのが一番ネックでした。特に仕事がある日にシッターさんが見つからないとマジで焦ります。

結局、自分の住んでいる路線以外の人に頼む羽目になることもしばしば。すると交通費だけで+2000円とかそれ以上かかってしまうことも。交通費には福利厚生の助成が使えなかったので、そうするとけっこう割高に感じてしまったりもしました。

デメリット2:トラブルが起きた時に全部自分で対応

けっこう遅刻があります。ポピンズ的には遅刻すると減給とかいろいろ罰則を作っているようなのですが、利用者側から「この人、遅刻しました」ってなかなか言いにくかったです。

理由はこれから子どもを預けるのに、文句を言いづらい。いい人だった場合、また来てもらいたいからさらに文句を言いづらいし評価も下げづらい。会社を通さず、個人対個人での付き合いに近い形のマッチング形式なので、「もうこんな人来てくれなくていい!」くらい思わないとなかなか本音を言いにくいなという印象でした。あくまでも、私は、、ですけど。

◆ポピンズシッター電話番号不明なのが本当に意味わからない

あと、基本アプリやメールでのやりとりは理解するのですが、どこにも電話番号が書かれていないんですよね。頼んでいるシッターが来ない!みたいな緊急のときは本当に困りました。

デメリット3:有資格者は値段が高い…

ただ子育て経験あります!というだけの人は利用料金が安めなのですが、保育士や幼稚園教諭の資格あり、または勤務経験ありみたいな有資格者になると、金額がまた少しあがります。

もちろん、子育て経験って大事なんですけれど、正直いって、自分んちの子どもとよその子どもの扱いなんて、ぜんぜん違うじゃないですか。使ってみて一番強く感じたのは、保育士さんや幼稚園の先生だった人って、本当よその子どもの扱いに慣れてる…!

だからぐずった時の対応もお任せしやすかったし、なんならお昼寝や離乳食のこととか親がどうしたらいいんだって悩んでいることも気軽に相談できて助かったりしました。

実際にきたシッターさんはこんな人だった!

出典:ポピンズシッター公式

↑ポピンズシッターの人は、みんなこのブルーのエプロンをしてきます。

私は今のところすでに30人以上にお願いしているのですが、子どもが喜びそうな絵本を図書館からわざわざ借りてきてくださった人、子どもの月齢にあったオモチャや知育アイテムを持参してきてくれた人など本当にいい人が多かったです。

あと母子分離の練習に、寝起きもシッターさんと子どもの二人だけでお願いしたいというリクエストにも快く答えてくださって、結果的に子どもがかなりぐずってしまったということがあったとしても、家庭保育にママやパパ以外の人が加わることで子どもの発達や成長に大いに貢献してくれているなぁと思っています。

頼れる人は早めに見つけておこう

たとえばですけど、内閣府ベビーシッター券2,200円2枚を使うと、2時間で4,400円→ 0円とほぼ無料(これにシッターさんの交通費がかかるけど)になったりもするので、迷っているならまず使ってみてからアレコレ考えてもいいんではないかなぁと思いますし、私は総合的には結構おすすめなサービスではあります。

いざというときは来る前に!頼れる人がいるだけで、けっこう心の余裕ができていいですよ。

ポピンズシッター

公式サイト:https://smartsitter.jp/


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