2歳~OK!ビーマスポーツの田町の保育園biima school見学レポ

2歳~OK!ビーマスポーツを学べる田町のbiima school見学 保育

早稲田大学教授陣と共同開発した総合スポーツプログラム「biima sports(ビーマスポーツ)」を体験できる21世紀型教育の総合スポーツ保育園「biima school芝浦アイランド校」の見学会へ行ってきました。

運動に力を入れている東京の幼稚園として注目のビーマ保育園

今回ご紹介する「biima school芝浦アイランド校」は、最新のスポーツ科学に基づいた早稲田大学教授陣と共同開発した21世紀型の総合スポーツ教育プログラム「biima sports」を毎日実施している、かなり運動に力をいれている保育園です。保育園と言いつつも、預けられるのは年少々さん(2歳児)から。けっこう勉強もガッツリで、預かり時間は長いもののお勉強型の幼稚園の雰囲気にも近いものがありました。

■元気いっぱいの子どもたち

見学予約を入れた某日。時間になって教室へ入ると、先生に促されて子どもたちから「おはようございます」と元気いっぱいの挨拶をされました。4歳と5歳さんのクラス。みんな目がキラキラしている!!!衝撃の瞬間です。それまで、保育園の見学はいくつかいっていたのですが、こんなに子どもたちの目が輝いているのを見たのは初めてで、いい意味ですごい驚きがありました。

■サッカー、野球、テニス、体操、スプリント、バスケットボールなど9種類以上

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

ビーマスポーツとして実施されているコンテンツは、サッカー、野球、テニス、体操、スプリント、バスケットボールなど9種類以上。先生も体育会系の男性が中心になって、子どもたちにいろんな運動を教えていました。

■卒園児に到達できるレベルがスゴイ

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

見学当日、もう一組見学に来ていた親子がいたのですが、卒園するころにはだいたい小4レベルの運動スキルを身に着けられるくらいの目安ときいてみんな「すげー」と思わずため息。

ちなみに、国語や算数は卒園時に小1終了レベルまでいく予定なんだそう。ほかにもアートや音楽のプログラムが充実していて、ここに通わせたら習い事を別でやらなくっても一通り、初期設定できちゃうんだろうなぁという印象を持ちました。

■見学にきていたほかの保護者の様子は…

私と同じ時、見学にいていた別の保護者さんは、すでにお子さんが幼稚園へ通っているそうなのですが、「ほかの子より運動が…」という悩みを抱えており、ビーマ保育園への転園を検討中とのこと。やはり評判いいんですねぇ。うちはまだ1歳なので、来年の2歳春の入園準備ということだったのですが、すでに申し込みがかなり埋まっているという説明を受けました。

biima school芝浦アイランド校の費用は?

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

■保育料金は全学年共通で月額20万弱

入園金10万円(※毎年度4月に更新料5万円が別途かかります)のほか、保育料金は全学年共通で192,500円(税込み)です。

そのほか、ランチ代(12,000円/月※任意)、おやつ代(3,300円/月※一律)、夕食代(600円/食※任意)などが別途かかります。

週5日だと8:30~17:30 (9時間×平日20日)でだいたい月180時間預ける目安だそう。延長保育にも対応していて、30分/550円を月末にまとめて集計して支払う仕組みになっていました。くわしくは公式サイトでご確認ください。

■biima school芝浦アイランド校は幼児教育無償化対象園

港区に在住の場合は、幼児教育無償化対象園として、3歳児から5歳児まで最大月額9万7千円(国からの支給額が37,000円+港区からの支給額が60,000円)の補助金が支給されます。港区以外でも、上乗せの補助金制度がある地域も。3歳以降だとホント手厚くて助かりますね。

■年少々から一時預かりもある!

個人的に一番いいなと思ったのは、年少々から3時間の一時預かりプランがあること。しかも価格も5550円とリーズナブル。パパママリフレッシュ割引:5時間(年少々)とか、2家族以上で利用するとさらに割引になるプランとかさまざま充実していて、いきなり週5でフルで通わせなくても、こういう一時預かりを使いながら様子をみるもの手かなと思いました。空きがないと予約いれられないそうです。

■福利厚生サービスも充実

ベネフィット・ワンやイーウェル「WELBOX」、RESOL「ライフサポート倶楽部」など、企業の福利厚生サービスも利用できます。割引があるとないとでは、大きな差ですので、一度会社の福利厚生を調べて登録しておくといいかもですね。

園バスが充実!マンション前まで来てくれるからラク♪

biima school芝浦アイランド校の特長&メリットとしては園バスのカバーエリアがとても広いこと。一時預かりは園バス対象外とのことですが、レギュラーで通う場合は、恵比寿、広尾、六本木、赤坂、新橋、目黒、五反田、麻布十番、白金台、天王洲アイルエリアまで回ってくれて、ルートを聞いたらマンションの前まで来てくれるとのこと。最高♪

送り迎えの負担は働く親にとって、とても大きなメリットと感じるのではないでしょうか。いろんな地域のお友だちができやすいというのもいいですよね。園バスのなかもビデオが流れていてとても楽しい雰囲気なんだそう。

ただコロナ禍で親が在宅勤務をしている一方、子どもに1時間の通勤をさせるというのは心が痛むという声もありました。地域によってはなかなか時間がかかってしまうので仕方ないかもですが、片道30分だとしても往復1時間。確かに幼い子どもにとってはけっこう負担かもしれません。

感想:「ビーマスポーツを辞めたい」って言われたらどうする?

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

一応、見学(希望があればで必須ではない)のあとは、入園説明会は事前予約制(先着順)を受けて、願書を送って、入園申し込みという手続きになるそう。

ただ、私はこのあとのステップにはまだすすめていません。その理由は…

■年少々クラス、めっちゃ暗い

2歳児のクラスだとまだすごい泣いている子が多いんですよね。で、その日たまたまなのかもしれませんが、女の先生がすごい勢いで怒鳴ってて、怖かった。大人になると、あの勢いで怒られることないので…。というか、2歳児に大きな声で怒鳴るなよ(;’∀’) 音楽の授業中だったのですが、みんななかなか指示を理解できない年ごろで大変なのはわかりますが‥。

園長先生は「2歳さんなのに、ちゃんと椅子に座っていられることがまずスゴイんです」と言っていたのですが、お利口に座っているというより、恐怖で委縮しているだけでは?!と思ってしまいました。

大好きな運動があるから、ほかの授業もがんばれるということなんですが、そもそも運動大好きな子ならば、運動だけやっているような保育園もあるしなぁと思ってしまって。無理に国語とか算数とか音楽とか、興味ないのに座らされて怒られながら耐えるみたいな時間はどうなのかなぁと少し悩んでいます。もう少し自分の意見が言える年齢ならまだしも、2歳は大人の影響を受けやすいですし。

仮に子どもに「ビーマを辞めたい」と言われたとき、スッと辞めさせてあげられるかなぁとかも考えちゃったんですよね。入学金とか更新費用とか都度都度払っていく中で、「もう少しがんばりなよ」と根拠なく言ってしまいそうな自分がいて、正直、はじめる前に慎重にいきたいなぁという私自身の性格が影響してます。

■うちは母子分離もできてないし、年少々からだらだと早いかなぁ。

そして、冒頭の目がキラキラしている子たちというのは、結局、4、5歳クラス。3歳でもまだ泣いている子はいました。ビーマスポーツ自体、早くはじめればそれだけ効果があるというものなのか、4、5歳(ある程度体力もついて、指示行動もしっかりできて)というタイミングからはじめてもそれなりに効果があるのか、どっちなのかな?という戸惑いも。まだ歴史が浅い保育園なので、そのあたりの効果検証ができるのは、もう数年かかりそうです。

一緒に見学をしていた方が幼稚園からの転園ということもあり、まぁ、今急がなくてもそのタイミングで空きがあって入れるんならそれでもいいかなと。うちはまだ母子分離もしてないという事情もあるので。

■施設が狭い

あと野球するにも、サッカーするにも、スペースがあの室内だけで、屋外に園庭やグラウンドがあるわけではないというのも気になったポイント。

▼思ってたイメージ

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

▼現実

出典:biima school (ビーマスクール)公式サイトより

まぁ、港区だとこうなっちゃいますよね…。

せっかくさまざまな球技を覚えられるといっても、ただバッティング練習するだけとか、ボール蹴るだけみたいな部分的な練習になってしまっていました。なので、あの施設を見る限り、総合的にみんなで本格的に球技の体験ができるというわけではないと感じます。そこがビーマスポーツの本質と少しずれているのではないかなと個人的に思いました。

なので、子どもの性格とか運動の必要性、座っていられるかどうかなど、合う・合わない、いろいろあると思うので、必須じゃないけれど、まずは園へ見学へいってみるといいかもしれません。


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